馨園ママの感じたままの日記(不定期更新)
2012/2/5 名画「清明上河図」に感動
今年、日中国交40周年の記念として、中国の故宮博物館から選りすぐりの200逸品を2月19日まで東京で展示しています。その中で、もっとも「神品」とされている一枚の名画「清明上河図」も来ています。
中国人は誰もが知っています。いまでも高校の教科書にも載っています。
中国では恐らく特権を持っている偉い人しか見られないと思いますので、一般人にはその絵を見るのが夢のまた夢です。
その絵が日本で公開されると知り、一生一度のチャンスだと思って、何としても見に行きたいと強い願望を持っていました。
この機会を逃したら一生後悔するだろうと思い、1月24日(火)(=絵の公開最終日)に行く予定を立て、行く気満満でした。
その前夜の23日夜、東京には大雪が降りました。
朝起きて窓を開けると、屋根の上は白い雪で覆われています。空気が冷たいです。
支度して家から出ました。
「夕べあんなに雪が降ったから、最終日とはいえ来る人が少ないでしょう。」と思い、雪景色の写真を撮りながら呑気に東京国立博物館に向かいました。遠くから見ると確かに人がそんなに多くなかったです。「ラッキー」と、喜びながらチケット売り場に着きました。
入口の所に看板が立っていました、びっくり仰天。
看板には、待ち時間「外で50分、中で300分」と書いていました。
3秒迷いましたが、チケットを買いました。私は待つと決めました。
「外での50分はやはりキツイわぃ、私は極端のさむがりですわぃ。」
後ろを見ると人がぞろぞろと来ています。引き下がっていられないです。私は気持ちを整えて、周りの人達と一緒に頑張る事にしました。
一人で来る人が比較的多く、また、年配の男性の方が目立ちます。私の側に父親と同じくらいの年配の方がいました。お互い一人で来たので、次第に話が弾みます。
「清明上河図」に関しては、中国人の私よりずっと詳しくて、絵の歴史や絵の観方など、丁寧に説明してくれました。私は恥ずかしかったです。でも、勉強になりました。
同時に、中国の文化や歴史などに興味をお持ちの人が大勢いると分かって、本当に心から嬉しく思いました。
話し相手ができたので、時間が経つのもいくらか早かったです。足が棒になりましたが、あのカーテンが開いたら、あの絵と対面出来ます。胸が高まりました。
「いよいよですね。」と、隣のおとうさんも笑顔が浮かびます。
一時間短縮になって、やっと、私の番がやって来ました。
カーテンをくぐって、中に入りました。
すぐには実物を観られなくて、壁にはまず絵の印刷物が貼られています。観てほしい所に番号が記されています。
印刷された絵を観るだけでも、私は感動しました。目に涙がこぼれました。いままで一緒に並んだ人達はざわざわし始め、絵の観方について感想を言いだしたのです。
ついに私は絵の前に来ました。5時間というよりむしろ高校時代からずっと待っていた感じで、長かったです。
絵の幅は68cm長さは8m。800年前に宋代に書かれたもので、作者は張擇端。
絵は長いケースに大事に入れられていました。
「清明上河図」に書かれた人物はとっても小さいので、ゆっくり、じっくり観るにはかなり時間がかかります。そのため、私は時間かけて観ようと思っていましたが、前の人があまりにも速いスピードで見ていき、あっという間に行ってしまいました。警備員さんが私に向かって、「前に進んでください。」と せかしました。「早っ、まだ観たいのに、、、」文句を言おうと思っていましたが、隣のおとうさんに「仕方がないですよ、だいだいそんなもんだから」と、言われ、私は泣く泣く、惜しみつつ、絵とさようならしました。たったの3分でした。
でも、たかが3分されど3分、私の一生の中で、価値のある3分でした。
出た後は、私はすぐ近くの中国故宮博物館に因んだグッズコーナーで、記念として何か買おうと思っていました。もちろん、一緒に5時間並んだおとうさんと自然に別れました。
私の父親も「清明上河図」が好きで、何かプレゼントをあげようと前からそう考えていました。
「特別展北京故宮博物院200選」カタログ、「栄寶斎畫譜」という中国語で書かれた「清明上河図」の解説カタログを買いました。
そろそろ帰ろうと思って、最後に絵ハガキを売ってる売り場に来ました。選んでるときに、フッと右を見ると、あの5時間を一緒に並んだおとうさんがいました、再会なんでしょうか?嬉しかったです。
おとうさんに「一緒にお昼でもしましょうか?」と、誘われました。考えると、朝食を食べただけで、それっきりでした、「これから仕事に入るので、その前に食べておかないと」と、少し考えて、一緒に行くとこにしました。
あのおとうさんは博物館周辺にとっても詳しく、軽食レストランに入りました。
あのおとうさんと同じ物を頼みました。食べながらいろんな話をしていました。
さすが一緒に5時間を待った甲斐があって、話がとっても多かったです。
お支払いの時におとうさんがどうしても払ってくれると言って、ご馳走になっちゃいました。本当に恐縮でした。
そのあと、おとうさんは私を連れて、レストランの並びに「法隆寺宝物館」という小さな博物館を案内してくれました。そこには飛鳥時代の仏像がたくさん沢山展示されていました。びっくりしたのが、なんと母親の袖から生まれてきたというお釈迦様の仏像です。知ってる人が少ないと教えてくれました。私はまたまた勉強になりました。
私は「自分のブログに今日の出来事を書きたいので、おとうさんに写真を撮らせてほしい。」と、お願いしましたが、見事に断られました。「せめて、お名前を教えてほしい。」と再びお願いしましたが、また、断られました。仕方ないですね。駅でさようならしました。
電車の中で、今日の出来事をもう一回おさらいして、実にすばらしいと思いました。
「清明上河図」についてはもちろん感動しましたが、もっとも脳に残ったのがおとうさんとの出会いです。これこそ一期一会というものでしょう。
一回しか出会わないのに、その出会いを大事にする、というおとうさんの気持ちを本当に温かく感じました。
ありがとうございました。
2011/9/18 第5回二胡演奏会を終えて
昨日の演奏会は今までの中で一番良かったので、お客様のアンケートを読ませて頂いて評価がとても高かったです。私もうれしいと同時に安心しました。二胡の演奏を聴きながらおいしい料理を食べて、蒲田周辺ではこんなお店はないと思います、わが店はこういう違った形でお客様に提供できて、私は自分の中で達成感がありました。本当に充実したすばらしい一日でした。
皆様ありがとうございました。
2010/9/11 武夷山
今年も実家上海へ行ってきました。
東京から上海へ、常に都会の騒々しい環境で暮らしている私は、非常に田舎の空気を吸いたくて、上海から逃れ親を連れて福建省にある「武夷山」というところへ行ってきました。正解でした。
透き通った青空、霧が立てる山頂、マイナスいっぱいの滝、おいしい水、懐かしい味がする農家菜、たのしい激流くだり、ゆったりとした川くだり、すべてすべて最高でした。「武夷山」の自然は私の心のオアシスになり、日本で頑張る糧になりました。
写真集一冊を買いました。ぜひ見に来てくださいね。
2010/3/20 テレビ取材
この間、大田区ケーブルテレビの取材を受けました。
本番前までは、軽く緊張して撮影に臨んでいましたが、
いざ、本番、普段簡単に言える事がシドロモドロになって、
上手に表現できなくって悔しかったです。
うまく編集をしてくれればと期待していました。
初放送は子供と二人で見ましたが、見ないほうがよかったと思いました。
編集は上手にできたと思いますが、自分の姿・・・
あぁ、やっぱりはずかしかったです。
ケーブルテレビだから見る人が少ないだろうと
自分の中でそう思いましたが、全然違いましたね。
確かに全国放送とは比べものにならないですが、
少ないながら電話の問い合わせが何件かありました、
しかも、テレビを見て来てくれたお客さんもいました、
同じ人が連続二回も来てくださいました。
自宅マンションの管理人さん、取引先の業者さん、
店の常連さん・・・いろんな方々に声をかけられて
思ったより反響がありました。
大田区では有名人になったかな(笑)
でも、私にとって一番驚いたことがありました。
テレビを見て、店に電話が一本を入りました。
なんと、なんと、18年ぶりの同級生の電話でした。
彼女は大田区に引っ越して来て、
たまたまテレビをつけて、見間違いではないかと、
私の名前が出るまで確信はなかったそうです。
彼女の電話に私は興奮しました。本当にうれしかった。
テレビってすごいですね。思わぬ効果が現れましたね。
18年間の空白です。沢山の話が積もっています。
いっぱい話そう・・・
